闇に浮かぶ絵 by ロバート・ゴダード 他

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「リオノーラの肖像」を読んで以来、ロバート・ゴダードを読み続けてるので、ちょこちょこメモしていこうと思います。

闇に浮かぶ絵〈上〉 (文春文庫)闇に浮かぶ絵:
11年前に遺書を残したまま行方不明になったダヴェノール家の長男ジェイムズを名乗る男が突如表れ、准男爵の財産を取り戻すべく裁判を起こしダヴェノール家との争いが始まる。ジェイムズはあのジェイムズなのか…それとも一体!?みたいなストーリー。

ゴダードの小説は最初のページに「系図」が載ってたりして、それを見ると「はぁ…まためんどくさそうだな」なんて思っちゃうのだけど、「千尋の闇」、「リオノーラの肖像」に続いて、これも舞台は19世紀ロンドンのゴシックミステリー。すごい複雑! 誰が誰か、把握するまで時間はかかるのだけど、でもやっぱり面白い! ジェイムズの正体(ホンモノかニセモノか)を軸に家族の悲しい秘密が解き明かされていくのでした。


蒼穹のかなたへ〈上〉 (文春文庫)蒼穹のかなたへ:
こちらは一転して現代のお話。主人公ハリーがヘザーという娘を連れて山へドライブ。その山でヘザーが失踪。ヘザーはどこへ? ハリーは、ヘザーの残した1本のフィルムを見つけ、現像した写真を手がかりにヘザーの行方を追う。そこで出会う人物たちの過去にも何かありそうで…というお話。

これは面白くなかったな。でも、ストーリーの展開の仕方と衝撃的な(?)ラストなんかは、映画向きだと思いました。それにしても「ダメ男にも骨はある」って、なんですかこの帯は。


さよならは言わないで〈上〉 (扶桑社ミステリー)さよならは言わないで:
10年前に自分が設計した屋敷でかつての恋人コンスエラが夫と姪の殺人(未遂)容疑で逮捕されてしまう。コンスエラの無実を信じる主人公ジェフリーが真犯人を突き止めようとがんばるストーリー。またまた舞台は1900年代初頭のロンドン。でもゴシックじゃないのです。がくん。プロットも特に複雑なわけでなく、あっさり読めてしまいました。むむー、「蒼穹のかなたへ」からゴダードの面白さが抜けてしまったような…。




上記3作品はすべて上下巻もの。長い!
長い割に「リオノーラの肖像」(これは1冊)を越えるものはありませんでした。一応、発表作順に読んでるのだけれど、ちょっと調べたところ、ゴダード作品は新しくなるにつれ、つまらなくなっていくみたい…。でも、もうしばらく読み続けていこうと思います。意地。
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comments

# そうなんだ
私はね「さよならは言わないで」だけ読んだよ。確かにふーんって感じだよね。。。。新しいものの方がつまんないって本当なんだね。

闇に浮かぶ絵は今度読んでみるわ!情報ありがとね。
G2さん | 2008/07/18 17:39 | URL [編集] | page top↑
# G2やほー。
「さよならは〜」って、犯人が意外だったら良かったのに、
なんかどうでもいい人だったよねー。
なーんだって思っちゃったよ。

「闇に〜」はまあまあ面白かったよ。
長くてちょっと複雑だけどね…。
私はどうでも良さそうなところは斜め読みしてたよ。
今は「鉄の絆」っていうの読んでるの。
またまとめてメモするよ!
まぁさん | 2008/07/18 23:42 | URL [編集] | page top↑

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