MASHとアンタッチャブル

マッシュ連日のようにBSでアカデミー賞関連作品をやってたんで色々と録画して見てたんですけど、久々に見たアルトマン(大好き大好き)の「マッシュ」はやっぱり面白かった〜。(若かりし頃のドナルド・サザーランド、さいこー。)

MASH(移動米軍外科病院)の外科医たちがおバカないたずらばかりしかけるブラックコメディ。舞台は朝鮮戦争だけれど、この映画が作られたのはベトナム戦争中。ほんの一部を覗いて「朝鮮」を意識させるシーンはなく、明らかにベトナム戦争を批判してるのね。

戦争をコメディにするなって言うなら、真面目にやってる戦争はそんなにエラいのかってふうにも取れるし、この映画見て笑ってるけどここは戦場なんだぜ(どきっ)てなふうにも取れる。戦争コメディと言えば、キューブリックの「博士の異常な愛情」(さいこー)があるけれど、それに通じるものがあるかも。

アルトマンは群像劇が得意な人。この映画はこれといって軸になるストーリーがあるわけじゃないけれど、画面には常に多くの人間たちが映っていて、カメラも大雑把と言えばかなり大雑把。だからこそ、あたかも自分がそこに一緒にいるかのような錯覚に。「映画を見てる」って感じがしないのが今見ても新鮮でした。
アンタッチャブル(通常版)もひとつついでに、「アンタッチャブル」も。
一時期ブライアン・デ・パルマの映画を見まくってたことがあったのね。他に何見たっけ…と思って、ざっと数えたところ10本以上見てた! 映画の内容そのものはそんなに印象に残ってるわけじゃないんだけど、私にとってブライアン・デ・パルマの映画というのはブライアン・デ・パルマを楽しむって感じなのかも。ヒッチコックばりのサスペンスとスローモーションや分割画面などのへんてこなカメラワーク。最後に見た「ファム・ファタール」なんて、もう分け分かんないし、昨今の映画に比べるとすごくダサく感じちゃうんだけど、でも「デ・パルマ、健在」ってだけで十分だった。面白いとか面白くないとか、んなことどーでもいいんだって思ってるわけじゃないんだろうけど、ここまで自分の好きに撮ってる監督もすごいなーって。

久々に見た「アンタッチャブル」、駅のベビーカーのシーン、あれはいつ見てもカッコいいな。それからアル・カポーネ演じるデ・ニーロが楽しそうなのが楽しかったです。「いつ爆発してもおかしくない狂気」みたいな、一番の得意どころを脇でごちょごちょやってて、この人はこういうのほんとにうまいですね。
09:00 | 観た映画 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

# 久しぶりに見たい
こんばんわ。
ぼくも「マッシュ」が大好きです。
笑いながら見ているうちに、やがて映画の底に流れる戦争批判に気付く。
でも、正面から「戦争反対」ではなく、毒をもって毒を制するという感じがして、監督の視点が実にクールですよね。

昔は昼間や深夜によくテレビでも流れていて、その度に見ていました。
でも、最近はご無沙汰で、久しぶりに見たくなりました。
と思っていたら、今は千円でおつりがくる値段で買えちゃうんですね。注文しちゃお!
woodstock69さん | 2008/03/11 18:35 | URL [編集] | page top↑
# woodstockさんこんばんはー。
頻繁に出てくる手術のシーンと外でのバカ騒ぎの対比もうまいなーと思いました。
あと、オープニングの♪suicide is painless〜って、あれは名曲ですね。
最近頭ん中ずっとメロディが流れてたりします。
painlessと言えば、ペインレスが自殺を試みるシーン、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のパロディもおかしかった〜。

DVD、安いですよね〜。
私もびっくりしました。
久々にDVDに録画したんですけど、買っても良かったなーと思いました。
ていうか、私も買っちゃうと思います。
マルディちゃんさん | 2008/03/11 21:13 | URL [編集] | page top↑

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