慟哭 by 貫井徳郎

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tags: Zorki
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愛読写真本と私にとっての「魚ではない何か」

モノクロブローニー

以前、カメダにモノクロブローニーのプリントを出したら、こんな風に仕上がってきてびっくりしちゃった時の写真。その昔、初めてのモノクロブローニーを「現像のみ」で出したら、間違えてプリントまでされてしまったということがあったのだけど、その時はちゃんと真四角写真でプリントされてたんで、「なんじゃこりゃっ」と、カメダに電話してみたら「じゃあ、一度それをお持ちいただいて…」なんてことになり、カメダでれいこがクリアファイルを開きながら色々調べてくれた結果、モノクロの場合、ブローニーのメーカーと現像所(フジカラーか、コダックさんか)の組み合わせで、「余白が出来てしまうことがある」とのこと。なんか複雑でよく分かんなかったけど(れいこも良く分かってなかった)、とりあえず今後モノクロブローニーの場合は、カメダで真四角に切ってくれることになりました。「自分でハサミで切るわけにもいかないものねぇ」と、れいこ。いや、私は最悪自分でハサミで切るしかないと思ってたわ。というか、受話器より先にハサミに手を伸ばしかけてました。写真屋さんと仲良しになるって良いことです。

以下、真四角つながりで…
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ぶらんこ乗り by いしいしんじ

ぶらんこ乗り (新潮文庫)
最近、書きたいことが山ほどあったのだけど、頭ん中がごちゃごちゃで全然文章としてまとまらないので諦めました。いつものことだけど。そんなんで、後回しになっていた「ぶらんこ乗り」のこと。
「ぶらんこ乗り」は、2000年の作品なので読んだことある人は多いのかもしれませんね。実は我が家の本棚にも何年も前から並んでたのに、私は今回bacoさん(感謝!)の記事がきっかけで初めて読んだもんだから、「あぁ、なんで私はもっと早く出会ってなかったのだ!」とすごく後悔しちゃったんだけど、でも逆に今読んだのが良かったのかなとも思いました。そういうタイミングって大事。

『小学生からとうに大人になった人たちまで・・・』なんて解説に書いてあるけれど、これはガキんちょには読んで欲しくないなあ、もったいないったらありゃしない。
ぶらんこ乗り いしいしんじ著 (yebisuneko)より

読もうと思えば1日で読めちゃうものだと思いますが、ガキんちょではない私ですら、途中からもったいない気がしてきて、1日1〜2章ずつ大事に読み進めました。
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子供ができました(+大島弓子の漫画のこと)

秋日子かく語りき
私が持ってたのと表紙が違う。
というわけで、私は前々から女の子が生まれたら「ふゆかちゃん」と命名しようと思ってたんですが、ついこの間「愛の流刑地」の主人公の名前が「ふゆか」ということを知って大ショックを受け(ストーリーはさっぱり知らないんだけど)、仕方ないので「ふゆこちゃん」に改名することにしました。許さん渡辺。

ただ、ふゆかちゃんにせよ、ふゆこちゃんにせよ、これは冬生まれでないといまいちカッコがつかないんで、慎重かつ計画的にふゆこちゃん作りをしなければいけないというのが、ちとめんどくさいところ。万が一失敗しちゃったり、「予定日は12月初旬」まではうまくいってもせっかちなふゆこちゃんが11月なんかに生まれてきちゃったりした場合は、「秋(しゅう)ちゃん」にしようと思ってます。

でも、私はその昔大島弓子の漫画(「綿の国星」以外)を読みあさっていたことがあって、「秋日子かく語りき」(これは確かNHKでドラマ化されてたけど、ドラマのタイトルは違ってたと思います)というのを読んだ時は、「秋日子(あきひこ)ちゃん」っていう名前もなんだか男の子ぽくてへんてこりんだけどかわいいなあと思ったことがあって、それじゃあ夏だったら「夏日子ちゃん」でも良いなぁなんて思ったりもしました。「春日子ちゃん」は、「八郎」なんてあだ名がつきそうだからイヤなんだけど。大体私が「死んだはずだよ〜」なんて子守唄を歌ってしまいそう。

ちなみにふゆこちゃんでもなく秋日子ちゃんでも夏日子ちゃんでもない男の子が生まれた場合は、「フーガ」です。「風雅」ではなく「フーガ」。バッハのフーガね。これはまあ一年中いつでもカモナベイビーよ。
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長い道 by こうの史代

長い道 (Action comics)こうの史代の「長い道」がすごく好きです。マンガは昔から好きな漫画家のものをたまに読むくらいで、その他はまったくと言っていいほど知らないんですが、これはお誕生日にプレゼントされて、生意気にも「マンガってこういうものなんだなぁ」なんて思いました(その後、あの「夕凪の街 桜の国」も自分で買って読みました)。この人の鋭さみたいなものは、大島弓子のマンガに通じるものがあると思います。

と言っても、この「長い道」はある日突然夫婦になってしまった「荘介どの」と「道」の結婚生活(?)を描いたほのぼのコメディ。1編はほんの3、4ページくらい。セリフのないものもあります。

この作品のすごいところは、非現実的な設定(ギャグ)の中に、普遍で不変で、ついでに不偏なものがしっかり埋め込まれているところ。「貧乏神!」もたった3ページだけれど、泣けるし笑えます。

「愛とは与えるもの」なんて言いますが、このマンガ読むと、愛とはただそこにあるものって感じがしますね。そんな難しいもんじゃないだろうっていう。
tags: マンガ
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三島由紀夫レター教室

三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)
交渉人真下なんとかってのを見てたらこんな時間になってしまいました。結局犯人って何だったの?幽霊?よく意味が分からなかったわ。

あーっと、そんなこと書いてる場合ではなくて、もう日曜日になっちゃうんで急ぎまーす。



私は子供の頃から手紙を書くのが好きで、特にアメリカに住んでた頃なんかは、インターネットなんてドラえもんのポケットにしか無いような夢のまた夢、かつて空を飛ぶことを夢見た人たちにとっての飛行機みたいなものでしたので、日々是2日に一通くらいの割合で日本の友人たちに長い長い手紙をしたためていました。最初の1、2年は手紙を書くことがストレス発散になってた気がします。
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苺のショートケーキを窓から放り投げる愛

norwegian woodたまにはこんなことも考えてみます。

村上春樹がカフカ賞を受賞したってことで、ほんとにこのままノーベル賞までもらえちゃうのか?とドキドキなんですが、そんなわけでこの前「ノルウェイの森」をちょろっと読み返しました。私これ、ことある毎にちょこちょこ読み返してきたんで、ほとんど頭に入ってたりします。なんせ英語版まで買っちゃったくらいですから(しかしこの表紙は…)。村上春樹大好き!ってほどでもないのだけれど、これだけはやっぱり大好きなのです。特に上巻が。初めて読んだ時にこの作品が好きになったのは、以下に抜粋する苺のショートケーキのシーンがまさにどんぴしゃだったから。未だに一番好きな箇所です。

「僕」に完璧な愛を求めているのかと聞かれて緑はこう答えます。

「違うわよ。いくら私でもそこまでは求めてないのよ。私が求めているのは単なるわがままなの。完璧なわがまま。たとえば今私があなたに向かって苺のショートケーキを食べたいって言うわね。するとあなたは何もかも放り出して走ってそれを買いに行くのよ。そしてはあはあ言いながら帰ってきて『はいミドリ、苺のショートケーキだよ』ってさしだすでしょ、すると私は『ふん、こんなものもう食べたくなくなっちゃったわよ』って言ってそれを窓からぽいと放り投げるの。私が求めているのはそういうものなの」

「そんなの愛とは何の関係もないような気がするけどな」と「僕」が愕然として言うと、

「あるわよ。あなたが知らないだけよ」と緑が言う。「女の子にはね、そういうのがものすごく大切なときがあるのよ」

まだ続きます。
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かっこいいスニーカーと「父の詫び状」

靴大好き、スニーカー大好き。スニーカーはかっこいいので、普段から「かっこいいスニーカー」と呼ぶよう心がけましょう。で、この写真は私のかっこいいスニーカー。これからゴシゴシたわしで洗うところです。

先日、世田谷は等々力渓谷に行って来たのですが、川沿いの細い道に板が並べられてて一列に歩くようになってるところがあったんです。で、私は手に大きなバッグとカメラ1コ、肩から別のカメラを下げながらよたよた歩いてたんですが、「よし、こっから一枚撮っちゃうぞー」と私の後ろを歩いていた連れを交わそうとその板から右足だけ下ろしたら、ずぼっ!あ〜れ〜っ。なんということでしょう、枯葉の下に隠れていたのは深い深いぬかるみ。まんまと足首まではまってしまいました。ぐわしっと連れにしがみつき、浅田真央ちゃんもびっくりな海老ぞりポーズで「たっ、たすけて〜」と悲鳴をあげ、思い切り体を持ち上げてもらっても足は全然抜けません。「ちょっちょっと待っ…抜けない!私のかっこいいスニーカーが抜けないぃぃぃ。痛たっいたたっ」と、カメラとバッグがぶんぶんねじれて体に巻きついたり打ちつけたりする中、もう私はこのままこの底なし穴に沈んでいってしまうのではないかという恐怖で大パニックちゃんでした。結局、足だけがスポンッとかっこいいスニーカーから抜け、かっこいいスニーカーはしゃがんで手で拾い上げたんですが、まっ、真っ黒!泥パックか。ティッシュや枯葉である程度の泥を落としたものの、かっこいいスニーカーの色は真っ黒のまま。でも驚いたことにしばらく歩いていたらいつの間に泥が乾いたのか上の写真の状態まで復活してました。

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tags: 読書
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愛情生活 by 荒木陽子

恋愛バトンのエントリをアップしたら、後日、恋人に向かって「風俗みたいなとこ行ってどんなんだったかちょっと様子を聞かせてよ」なんて言えるのはどんな心理なのだ?との問い合わせメールが殺到…てのはウソですが、1通ほど届きました。心理も何もほんの軽い気持ちで書いたもんで、そんなこと言われても私も困っちゃうのですが、確かにちょっと問題発言ぽい?ですね。

この前久しぶりに読み返した荒木陽子(アラーキーの亡妻)の「愛情生活」。やっぱり面白い(後半ダレるけど)。

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tags: 読書
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チープスリル by くらもちふさこ

私はマンガは1年に1冊も買ったり読んだりしないのだけれど、昔から好きな漫画家が3人いて、その人たちの昔買ったマンガは未だにとっておいてあります。その3人てのは、くらもちふさこ、岩館真理子、いくえみ綾。特に前の2人。

Cheap Thrill1Cheap Thrill2Cheap Thrill3小学生の頃にこの3人の漫画を読んで「うーん、まだまだマルディちゃんには難解だな」とは思いながらも大人になるにつれどんどんハマっていきましたよ。
それで今日は一日ヒマなんで(まあ大体ヒマっちゃーヒマだけど)、また昔のマンガを読み返してたわけです。
くらもちふさこはホントうまいよなーと思いますよ。ストーリーの構成とか特に。『チープスリル』はある男を軸にして3人の女の子たちのストーリーが同時進行するオムニバス形式でありながら、最後にひとつにまとまるっていうのが面白い(映画的だ)。岩館真理子もそうだけれど、昔からくらもちふさこが描く女の子はどっかイヤな部分、残酷な部分があったりするから良いです。だから「いい子ちゃん」はいないのです。いたとしたらその子はいい子である代わりに「おバカちゃん」なのよね。男だってさ、いわゆる「クール」とかいうんじゃなくて、本当に性格悪かったりするんですよ。それがいいって言うのもなんだけれど、でもじゃああんたらはどれだけ立派な性格してんだっ!えっえっ?言ってごらんなさいよってことですよ。
そうそう、この『チープスリル』ってタイトルからも分かるように、くらもち作品には色んな音楽も出てきます。そういうところも好き。昔この人のマンガで「チャーリー・セックスじゃなくてチャーリー・セクストンだよ」とかいう1コマがあったのを見て早速チャーリー・セクストン聴いちゃったりしましたよ。どんなんだったか全然憶えてないけど。

で、たまにこうやって思い出してアマゾンなどで検索するといつの間にか新しいのが出てるんだけど、でもマンガ1、2冊をいちいち注文するのもアレなんでいつもCDとか買う時のついでしようと思うのよね。だけどCD買う時はマンガのことなんて忘れちゃってるのよね。
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